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データ活用の成功事例5選
新しいITビジネスを生む有効的な活用方法とは

2021年11月09日(火)

近年はさまざまな場所に点在する有益なデータを、どのように収集して活用するかが、新たなビジネスを始める上で重要な要素となっています。 経営の現状問題を打開し、収益アップを実現するためにもデータの活用は有効です。 今回は効率的なデータ活用で新しいITビジネスをどのように立ち上げるか、また具体的な成功事例も5つピックアップし、詳しくご紹介します。


 

企業収益を左右するデータ活用のポイントとは?

新しいビジネスを検討し必要なデータを集める

新しいITビジネスを始めるにはまず、ネット上から必要なデータを過不足なく集める必要があります。 例えばネット上で既存にはない新しいITサービスを開始するならば、競合他社の強弱や推定利用者の算定など、参入する市場のニーズや動向に関するデータを、できるだけ詳しく収集します。

次に集めたデータを元に努力目標を定め、収益化に関する最終的なゴールを決めたのち、新しいビジネスの具体的な検討に入ります。 例えばネット上で新しいサービスを提供する場合「どの様に収益化するか?」が一番重要です。

一般的には新しいサービスをネット上で提供してアクセスを集めて広告収入を得たり、特定のジャンル向けたに向けた有料サービスで、利用者から手数料を取る方法があります。 またアマゾンや楽天などの大手ショッピングモールに加入し、商品を売ることも可能です。 これらをよく検討しつつ、自社に一番あったビジネスの形を、粘り強く模索していくことが必要 です。
また自社でうまく行かなかった場合は、外部の専門家に必要なデータ収集を依頼することも検討しましょう。


整理したデータで実現可能な新しいITビジネスを考える

目標とするビジネスの形がある程度固まったら、次は集めたデータを各部門ごとに整理します。 そして開発費、人件費、広告費、ランニングコストなど、予算の概要を検討します。 この時に注意しなければならないのは、コスト計算をした結果、身の丈に合わないビジネスと判断した場合は、決して無理をしないことです。
何故なら身の丈以上のビジネスへの参入は、成功率が著しく下がるからです。 そのため整合性が取れないと思われる箇所は、決して棚上げにせず、常にその場で各種のデータと突き合わせて再考し、個別に解決していくことが重要です。
これらの議論を何度も積み重ねれば、新しいITビジネスの具体像が、少しずつ見えてくるはずです。


開発に必要な人材を集め運用を始める

次は即座に新しいビジネスへ動き始める、と思いがちですが、それはITビジネスに精通した経験豊富な企業が考えることです。 まったく経験が無い異業種からの参入の場合は、まず各部門のリーダーとなる「専門家」の存在が不可欠です。
例えば新しいWebサービスを始めるには、その元となるWebサイトを先に作る必要があり、サイト制作に長けた人材が必要です。 そのほかにもサービスのエラーや不具合をその場で解決するシステム運用の専門家と、サービス自体の方向性を主体的に決めていく、Webマーケティングのプロも必要になります。 もしもこれらの人材がうまく集まらなかった場合は、一括で外部委託するという方法もあります。

ネット上から欲しいデータのみをピックアップして収集や分析を行うサービスやデータ活用に関するコンサルティングを専門としているサービスもあります。
実は異業種参入の場合、外部委託の方がメリットは大きいです。 何故なら人件費を大きく削減でき、各部門ごとに専門家のアドバイスをじかに聞きながら、サービスの追加や修正が可能になるからです。

実際にサービスの運用を始めてからも気が抜けません。運用を始めてからも細かいエラーを的確に修正しつつ、市場のニーズに合わせた「改善策」が常に必要となります。

これらのことを考えても自社で全ての業務を行うより、外部の専門家にアドバイスを求めながらサイト運営を進めたほうが効率的です。

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データ活用で成功した新しいビジネス事例 5選

この章では中小企業レベルから始め、のちに大きく成長した新しいITビジネスの成功事例を5つご紹介します。 特に事業化のポイントや、サービスの内容、そしてサイトのページビュー(PV)に注目しました。
※ページビューとはそのサイトにアクセスしたユーザーの数を表す数値で、ページビューが増加すればするほど見込み客が集まりやすくなり、大きな収益に繋がる可能性が出てきます。


カーリル

カーリルは日本国内6000以上の図書館をカバーし、その膨大な蔵書データを活用した、横断的に検索できる日本最大の図書館ポータルサイトです。 大量の蔵書の中から読みたい本を的確に検索できるように、分かりやすくコンテンツが配置され、初めての人でも検索しやすいです。 事業化に関しての優れたポイントは全国6000の図書館と提携し、利用者が近所の図書館にある本を、手軽に検索できる様にした ことです。 サイトのアクセス数は専門サイトで調べた所、過去半年間で370万PVを超えており、大きな影響力を発揮しているのが分かります。

o-dan(オーダン)

オーダンは無料画像の検索サイト同士を繋げ、ネット上に存在する無料画像データを横断的に検索できるサービスで、こちらもカーリルと同様に日本最大規模の画像検索ポータルサイトです。 ネット上の無料画像は個人や企業ブログ、Webサイトの制作で欠かせないコンテンツなため、非常に多くの利用者が見込めます。 この点にいち早く目を付けて事業化したからこそ、日本最大規模の画像検索サービスに成長したのでしょう。 サイトへのアクセス数は過去半年で84万PVほど、こちらも画像検索サイトとしては圧倒的な影響力を誇っています。

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

ウーバーサジェストはWebマーケティングに不可欠な項目、例えば任意のキーワードの検索ボリューム、SEO難易度、ドメインパワーなどをネット上のデータからピックアップし、一括で調べられられる便利なサイトで、Webマーケティングのプロを始め、多くの人が利用しています。 しかし最近になって1部のプランが有料化され、一定の利用料を支払わないと詳しいデータが入手し難くなりました。 実はこれもWebサービスにおける定番の手法なのです。 まず無料で便利なサービスを公開して集客し、有料で使ってくれそうな見込み客を集めたあと、はじめてサービスの有料化に踏み切ります。 過去半年の合計アクセスはなんと1500万PV以上、しかもウーバーサジェストは広告掲載などを一切行なわず集客したため、多くの見込み客の獲得に繋がりました。 例えば1500万のうちの1000人が月/3000円のパーソナルプランに加入すれば、それだけで月/300万円の収益になる計算です。

CopyContentDetector

CopyContentDetectorは無料で使える有名なコピペチェックツールです。 こちらも最近になって有料化されました。 コピペチェックとは、新たに作成した文章がネット上にアップされている既存の文章データと、重複するかどうかを「自動判定する」ツールを指します。 このサイトは高精度なコピペチェックを行えると評判で、特にブロガーやWebライターは重宝しており、無いと困る人がたくさん居ます。 またこのサイトの有料プランは1070円からと同業他社と比べて格安のため、加入者はかなり多いと予想されます。 このように「価格の差別化」を図ることもITビジネスでは重要 です。

ツイプロ

ツイプロはTwitterの内部データを活用し、ユーザーの人気ツイートやフォロ&フォロワーマップ、他ユーザーとの会話や関心事などが一括検索できるサービスで、特定の検索ワードに関する関連ユーザーも簡単に検索できます。 このサービスも目の付けどころが素晴らしいです。 何故ならこれらの情報は公式ツイッターでは簡単に特定できず、自分と同じ趣味や嗜好を持つユーザーを探すため、使う人がとても多いからです。 ツイプロは2010年から始まった古いネットサービスですが、現在でも過去半年で400万PVほどのアクセスがあり、特にツイッターユーザーからは絶大な人気を誇っています。


 

まとめ

効率的なデータ運用は思わぬ「商売のタネ」を生み出すことがあり、それを突き詰めることが、時に大きな成功へ繋がります。 例えばビッグデータを活用したビジネスを検討している場合は、膨大なデータを視覚的に整理し、サイトの基本的な役割を果たす「ダッシューボード」の作成が、サイト運営の要となります。 しかしダッシューボードの作成は高度な知識と高い専門性が必要なため、通常のWeb開発技術者には難しい場合が多いです。 積極的に外部の専門家に相談し、的確な助言と手助けを求めることが、成功への近道になるでしょう。



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