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【3分でわかる】スクレイピングとは?活用方法やメリット・デメリット

2020年12月22日(火)

データを効率的に取得するスクレイピングは、データ収集が必須項目となった現代では欠かせない技術の一つとなりつつあります。
1990年代からインターネットが普及してから、急速に成長してきたネット社会において、多くの情報がインターネット上で公開されるようになりました。世界中のインターネットに関する統計情報を集めた”Internet live stats”によると、2019年6月19日現在、約17億ものWebサイトが存在しています。 これらのWebサイトからデータを収集するための技術が「スクレイピング」です。
この記事では初心者でもわかりやすいよう、スクレイピングの定義からその活用方法まで解説します。

 

スクレイピングとは、Webサイトから情報を取得する技術の事

「スクレイピング」とは、Webサイトから情報を取得するソフトウェア技術のことを示します。簡単にいうと、Webサイト上にある文字や画像、URLなどのデータを一度に収集するプログラムです。そのためにhtmlやcss、JavaScriptを解析したりして、特定の情報を抽出します。
使用目的は「情報解析」を前提としており、スクレイピングをするサイトに規制がある場合は注意が必要です。

 

スクレイピングとクローリングとの違い

クローリングもスクレイピングと同様、Webサイトから情報を取得する技術ですが、クローリングは巡回したWebサイトからすべての情報を取得します。一方スクレイピングはクローリングで取得した情報の一部分を抽出することができる技術です。このため、必要な情報のみに特化したい場合にはスクレイピングが有効でしょう。

 

スクレイピングとAPIとの違い

APIとはApplication Programming Interfaceの略です。アプリケーションをプログラミングするために公開されているサービスの事を指します。
APIは提供側が認めている機能で、それを用いて取得できるデータもあります。しかし、限られた範囲の場合、本当に取得したいデータが取得できない、といったことも起こりうるでしょう。

 

スクレイピングの活用方法

スクレイピングには様々な活用方法があります。以下がその一例です。

スクレイピングを用いると、Webサイトからデータを収集するためにかけていた膨大な時間を大幅に短縮することができます。企業ではそのデータをマーケティングや、自社サービス開発のために活用しています。

 

スクレイピングのメリット・デメリット

スクレイピングのメリット

  1. 業務を効率化できる
    先に述べたように、データ収集において大幅な時間を費やしている場合、その時間を短縮することで、時間を有効に活用することができます。また、人的ミスがなくなるため、何度もチェックしたり、ミスの度に修正するなどの手間も減ります。

  2. ビッグデータを活用できる
    自社で持っていないようなデータがWebサイトには多く存在します。そのデータを活用することで、既存サービスの発展や資料の充実はもちろん、新規サービスを立ち上げさらなるビジネスチャンスを生み出すこともできます。

  3. システムへの応用が可能
    収集したデータをシステムと連携することで、今まで手作業で更新していたものを自動化できます。システム運用の手間を減らす点でもスクレイピングは有効的です。

スクレイピングのデメリット

  1. Webサイトの構造変化への対応が必要になる場合も
    スクレイピングプログラムを正確に設定しても、データを収集しているWebサイト自体の構造が変わった場合にはもう一度プログラムの修正を行わなければなりません。その際には十分な知識が必要となります。

  2. 収集できないサイトもある
    ロボットへのアクセスブロックなどをしているWebサイトの場合はスクレイピングで収集できない場合があります。

  3. 法律抵触への危険性がある
    スクレイピングするWebデータには著作権法など様々な法律が関わってきます。それらに抵触してしまった場合、刑事事件に発展する可能性もあります。

 

スクレイピングの方法

自分でスクレイピングのプログラムを構築する

プログラミングの知識・技術があれば、Python、JavaScript、Ruby等を用いて自ら無料で求める機能を備えたスクレイピングプログラムの構築が可能です。Webサイト上にあるサンプルコードやライブラリを利用すれば、プログラミング初心者でも基本的なスクレイピングプログラムを構築できるのです。

スクレイピングツールを活用する

スクレイピングツールを活用することは作業効率向上に役立ちます。スクレイピングツールの多くは主に海外製品で、プログラミング不要の場合がほとんどです。ただし、プログラミング自体が不要だとしても、多少の知識を持っていたほうがよりスムーズに活用できます。また、数が多くはないですが、日本製のスクレイピングツールもあるので、操作が簡単で使いやすいツールを探してみるといいかもしれません。

 

スクレイピングでデータを有効活用しよう

スクレイピングはソフトウェア技術なため、プログラマーがいないと難しそう、といったイメージを持たれることが多いのが現状です。しかし、コンテンツ収集、競合調査、市場調査、機械学習データなどに使えるデータが多く存在しているWebサイトだからこそ、様々な業種の方にとってスクレイピングは必要なのです。
地道に収集する方法もありますが、より早く、正確にデータを収集することで今すすめられている業務効率化にもつながります。
スクレイピングツールはプログラミング不要で活用することが可能です。まずは、ツールをチェックしてみるのもWebデータを活用する第一歩となるでしょう。

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